こんにちは、KYです。
今回は岐阜県を走るローカル線、樽見鉄道に乗車したことを書いていきます。では、早速いきましょう。
[路線紹介]
樽見鉄道は大垣市の大垣駅と本巣市の樽見駅を結ぶ約35㎞の第三セクター路線です。元々は国鉄樽見線として敷設され、石川県の金沢まで線路を伸ばす計画だったそうです。かつては沿線の工場からの貨物輸送が行われていましたが、現在は気動車のみが路線を走行しています。普通列車だけでなく、薬草列車やしし鍋列車などのイベント列車が多数企画されています。
[スタート地点]
という訳でやって来たのは大垣駅。大垣市は地下水が豊富で「水の都」の異名もあるそうです。当駅ではJR東海道本線と養老鉄道が交わる大きな駅です。18きっぱーであればムーンライトながらや乗り換えダッシュで一度は耳にしたことがあると思います。
そんな大垣駅の端っこから樽見鉄道は発車します。早速車内に入ります。てっきりクロスシートだと思っていたんですが、ロングシートでした。運行本数は毎時1本程度でしたが、車内は意外にも乗客の姿がありました。終点樽見まで約1時間の旅です。
[根尾川に沿って走る]
大垣を出てからはしばらく平野部を走ります。途中のモレラ岐阜駅で大半の乗客が下車しました。そして本巣駅辺りで今までの平地は終了。以降は山間区間となります。写真のように根尾川が近づき、車窓からの眺めはバツグンです。
山に囲まれたところを川が流れ、そこを1両の気動車が駆け抜けていくというとても画になりそうなロケーションが広がります。
[ゴール地点]
終点の樽見駅に到着しました。これにて全線完乗です。駅は山の中にある小駅で、やはり途中駅の雰囲気が漂っていました。
終点ですが線路は途切れず、僅かですが線路が伸びています。金沢を目指した名残でしょうか。もし計画が達成されていたら全国でも屈指のローカル線になっていたと思います。
折り返しの出発まで時間があったので少し歩いてみることに。ちなみにこの付近は根尾という地区なのだそうです。中日ドラゴンズの根尾昴選手の苗字のルーツはこの付近なのかもしれません。(本人は岐阜県飛騨市出身)
今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。