こんにちは、KYです。
今回は福岡県を走るローカル線、平成筑豊鉄道に乗車したことを書いていきます。では、さっそく行きましょう。
[平成筑豊鉄道とは]
平成筑豊鉄道とは福岡県の中央部である筑豊地区に路線を持つ第三セクター鉄道です。国鉄から引き継いだ伊田線、田川線、糸田線の3路線があります。筑豊地区と言いましたが、北九州市でトロッコ列車による門司港レトロ観光線の運行も担っています。
旅客輸送に徹しているだけでなく、ネーミングライツによって駅名に地元の企業や施設の名前を入れたり、駅に飲食店や図書館などを加える複合施設化を行っているのがユニークだなと思いました。
[スタート地点]
というわけでやって来たのはここ行橋駅。小倉まで夜行バスで向かい、そこからJR日豊線に乗車してやってきました。冬ということもあり、寒かった記憶があります。
だんだんと空が明るくなってきた頃、1両の気動車がホームにやってきました。これから乗車する伊田線直通の直方(のおがた)行きです。ちなみに全国の三セク線車両って大体がこの形のような気がします。
車内はロングシートでした。車内に乗り込み出発を待っていると、しばらくして学生が多く乗車してきました。やはり地方の鉄道は学生の姿が目立ちますね。そして車両は動き出し、駅を離れました。今回は1日乗車券を購入し、3路線を周っていきます。
行橋を出発し程なくして学生さんが下車し、車内は一気に閑散としました。数人の地元民を乗せて、気動車は終点の直方駅に到着しました。この駅ではJR福北ゆたか線(筑豊本線)と乗り換えが可能で博多行きの快速列車も発着します。駅を出たらロータリーに同市出身の力士、魁皇氏の銅像が。ちなみに博多と当駅を結ぶ特急『かいおう』の由来はここから来ています。
[お次は糸田線]
当駅には本社が併設されており、車庫も備えている中心駅です。この駅から糸田線は分岐します。
金田駅から15分ほどで終点の田川後藤寺駅に到着しました。田川市の代表駅でネーミングライツにより「MrMax田川後藤寺駅」という愛称が付いています。この駅ではJR日田彦山線と後藤寺線に乗り換えが可能です。これにて3路線乗りつぶし達成です。
[寄り道①]
金田駅の乗り換えに時間があったので駅周辺を散策することに。車庫には開業当初走っていたであろう車両が留置されていました。錆び具合もそうですが、下部に設置された室外機?にビックリしました(笑)
[寄り道②]
田川線源じいの森駅で下車しました。実は1日乗車券を購入すると、ここと2つの温泉施設の入浴料金が無料になるんです!というわけで温泉に浸からせていただきました。ありがとうございました。♨
今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。