こんにちは、KYです。
さて今回は紀伊半島をぐるっと一周する紀勢本線、その中でJR西日本区間であるきのくに線に乗車したことを書いていきます。では、早速いきましょう。
[スタート地点]
という訳でやって来たのは大阪の天王寺駅。JRは環状線、大和路線、阪和線が乗り入れ、地下鉄や近鉄、路面電車の阪堺線も集まる一大ターミナル駅です。
朝の8時前、お目当ての列車が到着しました。大阪と紀州を結ぶ特急『くろしお』号です。
かつてはカーブでも高速で走行できる振り子式車両でしたが、車両が置き換えられ非振り子式となっています。そして一部の編成にはこのようにパンダのラッピングが施されています。写真は無いのですが確か車内にもパンダ要素があった気がします。白浜のアドベンチャーワールドが開業40周年を迎えたのがラッピングのきっかけです。
[少しきのくに線の紹介]
天王寺を出発して和歌山駅までは阪和線を走ります。そこまでは沿線に住宅が広がり大阪の郊外といった感じ。阪和線を乗りつぶし、和歌山を出発するといよいよきのくに線へと入ります。きのくに線は和歌山市駅~亀山駅までを結ぶ紀勢本線のうち、電化区間である和歌山~新宮に付けられた愛称です。沿線の通勤通学輸送だけでなく、白浜や串本、南紀勝浦への観光客輸送も担う主要路線です。車窓からはみかん畑や太平洋、険しい山々などを眺めることができ、変化に富んでいます。
ちなみにまだ幼い頃、今は無き『オーシャンアロー』で白浜に家族旅行に行ったそうなのですが、全く記憶がございません(笑)それ以来の乗車となります。
[白浜駅]
天王寺を出発して2時間。白浜駅に到着しました。白浜は温泉や海水浴場など夏の旅行先の定番です。ちなみに当駅の駅員さんは夏のシーズンになるとアロハシャツを着てお仕事をされています。分かりにくいですがこの時もシャツを着て、お出迎えをされていました。この駅で大半の乗客が下車していきました。
[串本駅]
白浜を出てトンネルに入ったり海沿いを走ったりを繰り返すこと1時間、(途中野生のシカも見れました̪)列車は本州最南端の串本駅に到着しました。前までは到着時に『串本節』をアレンジしたチャイムが流していたのですが、個人的に結構お気に入りだったりします。漁師町の雰囲気がある串本の街並みとメロディがすごくマッチしているんですよねぇ。未だにチャイムを聞けば、電車から見た景色が思い浮かびます。
[ゴール]
天王寺から4時間。ついに終点の新宮駅に到着しました。これにてきのくに線完乗です。車内は私だけでした。新宮市は熊野地方の中心都市で世界遺産である熊野三山のひとつの熊野速玉大社があります。
到着後は市内を散策し、紀勢線の東海エリアを乗車しました。そのことはまた今度書こうと思います。
今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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