KYの鉄道乗りつぶし日記

全鉄道路線の完乗を目指す者です。基本的に週末に更新しています。

名古屋近郊のローカル線 城北線に乗車

こんにちは、KYです。

今回は三大都市の一つである名古屋付近を走る城北線に乗車したことを書いていきます。では、早速いきましょう。

 

[スタート地点]

ぱっと見JR東海駅名標

という訳でやってきたのは名古屋駅から一つお隣の枇杷島駅。1駅離れただけで名古屋市じゃなくなるんですね~。駅のすぐ横を新幹線が駆け抜けていきます。

 

キハ11形300番台

気動車がホームにやって来ました、1両で。地方ローカル線でよく見られる光景ですが、一応ここは名古屋郊外です。当然ながら乗客の姿もまばらで、反対に乗り込む人も少なかったです。

 

[城北線の紹介]

城北線枇杷島駅から勝川駅までを東西に結ぶ約11㎞の路線です。東の枇杷島駅では東海道本線に、西側の勝川駅では中央本線と接続しています。JRが運営しておらずその子会社である東海交通事業によって経営されています。

城北線のルーツは、ざっくり言いますと貨物列車の迂回路です。かつての国鉄時代、東海道線は旅客列車の往来が激しく、また名古屋貨物駅が方向転換を要する構造から貨物列車を捌く余裕がそれほどありませんでした。そこで名古屋の手前の岡崎から分岐し、豊田~多治見~勝川~枇杷島と迂回する貨物専用の線路を敷くことで旅客・貨物共に円滑に走らせようという計画でした。

 

ルートはこんな感じ

しかし赤字続きということもあり計画は難しく、既に建設済みだった枇杷島から勝川までが城北線として開業したのでした。ちなみに高蔵寺~岡崎は第三セクター鉄道愛知環状鉄道となりました。

 

愛知環状鉄道

貨物列車が走ることを想定していたためか線路は全線高架・複線という高規格。途中駅からは名鉄や地下鉄線へ乗り換えができます。しかしどれも乗り換えとは言い切れない徒歩が必要なので、どちらかというと不便です。そのため利用者も少なく毎時1本の気動車が単行で走るという光景を生み出してしまっています。

 

[いざ乗車]

大都会の景色

沿線には住宅地が広がり、遠くには名古屋駅の高層ビル群も望めました。写真だけみると数分おきに8両とか10両の電車が走ってそうです。

 

[終点]

 

あっという間に勝川駅に到着しました。これにて城北線完乗です。

 

遠いです

この後中央線に乗り換えて名古屋に戻りました。ちなみに枇杷島から勝川へ移動する場合、JRを利用した方が値段と時間共に少なく済みます。

迷要素多い城北線に一度乗車してみてはいかがでしょうか?

 

今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。