こんにちは、KYです。
今回は、家族で青春18きっぷを使ったことを書いていこうと思います。写真がないので日記テイストになりますが、早速いきましょう。
あれは高1の頃でした。以前18きっぷデビューしたことを書きましたが、その時購入した切符が3日/人分残っていたのでした。余らして終わるのはもったいないというので、またどこか行ったら?という話に。その方向で進めていたのですが、目的地はなんと持ち主の私が決めることに。当時は関西の路線図すら曖昧で、各都市にどれくらいの所要時間で行けるのか全く知りませんでした。
夏休みも終わりそうだったこともあり、どこか良さげなとこはないか地図を見ていました。すると見つけました。
城崎温泉♨
車ですが家族旅行で何度か行ったことがありますし、あそこは確か駅の近くに外湯があったはず!
というわけで目的地が決定。次にルートを調べていくのですが、大阪起点だとどうやら福知山線+山陰線だけでなく、姫路回りの播但線ルートでも行けることが判明。どうせなら行きと帰りは違うルートの方がいい。行きは播但線ルートで帰りは福知山線経由ということで行程も確定。父と兄の男3人で向かいました。
そして当日。8時くらいに鶴橋駅から環状線に乗車し、大阪駅からまずは姫路へ。あっという間に三ノ宮に着き、明石海峡大橋を横目に新快速は爆走します。明石以西は初めての区間。初めての加古川でした。大阪から1時間で姫路に到着。ここから播但線に乗り換えです。
播但線は姫路駅と同県朝来市の和田山駅を結ぶローカル線。途中の寺前までは電化されています。まず乗ったのは播但線仕様の103系。ちなみに当時は環状線でも103系はバリバリ現役なので、103系自体はそこまで珍しくなかったです。
軽快に103系は田園風景の中を駆け抜けていきます。そして終点の寺前に。ここからはディーゼルカーの出番です。と同時に人生初の気動車デビューです。車両はキハ40形。直角のボックスシートに座りました。さっきまでの平野部とは打って変わって、険しい山の中を進んでいきました。
生野鉱山や竹田城の付近を通過し、終点の和田山駅に到着。ここで姫路で買った昼食を取ることに。
和田山から城崎温泉までは山陰線の区間。再度電車になります。のどかな風景を眺めているうちに豊岡に着き、終点の城崎温泉に到着しました。到着した時の達成感は凄かったですね~。さっそく駅前の『さとの湯』に向かいました。ここは駅近ですし、大浴場や露天風呂、サウナも数種類あるのでとてもおススメです✨
温泉に浸かり、お土産も購入しているうちに帰りの時刻が。もっとゆっくりしたかった。
帰りの電車に乗車し、まずは福知山へ。途中睡魔に襲われ、眠りこけてしまいました。
2時間ほどで福知山に到着。高架化されて綺麗な駅でしたが自動改札がありませんでした(当時)。駅前のロータリーにはSLが保存されていたので写真を撮った記憶があります。
福知山からは福知山線に乗り換え。丹波路快速大阪行きで一気に向かいます。ところが三田まで20駅くらい各駅に停車・・・そんなに通過しないんだなと知りました。
篠山口までくるともう大阪は近い感じ。辺りはすっかり真っ暗になっていました。電車は進み続け、次は宝塚とのアナウンス。到着直前になって宝塚の明るい街並みが目に飛び込み、「ああ、やっと帰って来たんだな」と感じることができました。
川西池田、尼崎と過ぎ、ついに大阪駅に到着しました。向かいのホームには今では見ることのできない大阪しなのが停車していました。これにて播但線と福知山線の乗りつぶしを達成しました。
家族の初18きっぷ旅はこんな感じでした。これ以降、兄はたまにですが父が毎回18きっぷ旅に来てくれるようになりました。
今回は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございました。